ろうあ運動
手話・言語・コミュニケーション No.6
巻頭言
―聴覚障害乳幼児の療育・教育における人工内耳と手話の問題 田中 美郷
特 集 手話の歴史2
大阪手話の歴史 西滝 憲彦
京都府北部手話の歴史 薗田 日出雄
特別寄稿
ろう教育に関わる教員養成の現状と課題 大西 孝志
手話言語条例をめぐる言語論 佐藤 英治
連 載
手話とその語源(6) 〈関東編2〉〈近畿編1〉
身振りから手話へ、音声から音声語へ(6) 髙田 英一
ある人生 わが家の系譜 第三回(最終回) 浅井 ひとみ
書 評
『手話による教養大学の挑戦』を読んで 小中 栄一
手話・言語・コミュニケーション No.7
巻頭言
―漫画・言語・コミュニケーション 山本 おさむ
特 集 手話の歴史3
広島手話の歴史 大西 章雄
富山手話の歴史 橘 勇一・石倉 義則
山梨手話の歴史 飯島 康夫
論文
聾学校における手話教育の系統性の在り方(前編)尾田 将史・大杉 豊
特別寄稿
カッコ悪い私のスタートライン 今村 彩子
佐藤在寛、その人物像と純口話法批判・手話擁護論
清野 茂
連 載
身振りから手話へ、音声から音声語へ(7) 髙田 英一
ある人生 「ボクの学校」 植野 慶也
書 評
『京都府北部手話の歴史』(薗田 日出雄)芦田 雅哉
手話・言語・コミュニケーション No.8(日本手話研究所50周年記念号)
巻頭言
―やさしい社会を明石から 泉 房穂
特別寄稿
ろう教育編
京都府立聾学校文化財指定資料とその意義 酒井 弘
学生懇談会時代の思い出から 中川 綾
藤本敏文の青春 西滝 憲彦
論文
聾学校における手話教育の系統性の在り方(後編)尾田 将史・大杉 豊
特 集 手話の歴史4
山形手話の歴史 小松 幸悦
秋田手話の歴史、試(私)論 加藤 薫
「手話の歴史について」 大杉 豊
連 載
手話とその語源7〈近畿編2〉〈東海編1〉
身振りから手話へ、音声から音声語へ(8) 髙田 英一
ある人生 わが半生の記 大矢 暹
月曜男の物語(1) 森﨑 興蔵
全国聾学校歴史年表〈北海道・東北〉
手話・言語・コミュニケーション No.9
巻頭言
難聴者の聴覚補償と情報保障 大沼 直紀
特集
難聴とコミュニケーション編
難聴と手話 宮田 和美
中途失聴・難聴者の位に安心と安全を 滝野 千里
大塚ろう学校の乳幼児教育相談について 関根 久美子
特別寄稿
3・3声明 教師側の検証 稲葉 薫
ろう文化宣言を振り返る 木村 晴美
手話を学ぶ人のための言語学への招待 本名 信行
シリーズ 手話の歴史5
滋賀手話の歴史 西垣 正展
岩手手話の歴史 石川 敬
連 載
手話とその語源8〈東海編2〉〈四国編1〉
身振りから手話へ、音声から音声語へ(9) 髙田 英一
ある人生 わが半生の記<後編> 大矢 暹
月曜男の物語(2) 森﨑 興蔵
東北民謡・手話語り(1) 半澤 啓子・穀田 千賀子
書 評
『手話・言語・コミュニケーション』第8号50周年記念号 田中 清之
手話・言語・コミュニケーション No.10
巻頭言
「デジタル革命」をどう考えるか ―21世紀の新たな変革思想をめざして― 尾関 周二
特集
コミュニケーションとネットワーク
「目で聴くテレビ」の歴史と課題 大嶋 雄三
聞こえるきょうだいSODAの告白と当事者宣言 藤木 和子
特別寄稿
ろう学校理容科・美容科の歴史(1) 大西 孝志
最初のろう教師・吉川金造 市橋 詮司
ろう者の校長・辻本繁小伝 清野 茂
シリーズ 手話の歴史6
釧路・根室手話の歴史 蠣崎 日出雄
連 載
手話を学ぶ人のための言語学への招待(2)
―社会言語学の課題― 本名 信行・加藤 三保子
月曜男の物語(3) 森﨑 興蔵
手話とその語源(9) <四国編2><北信越編1>
東北民謡・手話語り(2) 半澤 啓子・穀田 千賀子
書 評
『アイヌの権利とは何か』 佐藤 英治
手話・言語・コミュニケーション No.11
<特集:全国手話研修センター創立20周年に寄せて>
・必要とされ・支えられて成長した社会福祉法人全国手話研修センター
・全国手話研修センター20年の歩み
・社会福祉法人全国手話研修センターの道程
・「研修センター20周年」を語る座談会
・松本晶行氏にインタビューして
・全国手話研修センター後援会の10年の歩み
・全国手話研修センターへの期待
・各部門の成果と今後の展望
<シリーズ>
手話の歴史7 石川手話の歴史
<連 載>
・東北民話・手話語り(3)
・ある人生 卓球とコミュニケーション(1)
![](https://kanagawa-a-deaf.org/wp-content/uploads/2024/05/communication_n11.jpg)
手話・言語・コミュニケーション No.12
12号の特集は、「ろう者と映画」です。
サイレント(無声)映画・トーキー(発声)映画の濫觴から、ろう者と映画の関わりに焦点をあてました。
2024年は、ろう映画史に大きな足跡を残した深川勝三監督(1924-1985)の生誕100年です。「睦聾唖映画保存会」で深川監督作品の保存・普及に尽力されているおおだてのぶひろ氏に執筆をお願いし、深川監督の偉業を詳しい記述と多くの写真で振り返ります。
また、京都の「さがの映像祭」(2004-)について巻頭言等で紹介するほか、「東京国際ろう映画祭」(2017-)の第1回開催から現在の活動について、牧原依里氏に寄稿をいただきました。
そして、現在ご活躍されている俳優の那須英彰氏・津田絵理奈氏に、ろう者俳優としての活動や思いについて語っていただきました。
きこえない人にとって、映画に字幕がついているかどうかは重要です。「目で聴くテレビ」ディレクターの重田千輝氏の調査による映画字幕の歴史を確認するとともに、きこえない人にとってどんな映画字幕が良いのか考察します。
その他、連載「手話とその語源(北海道・九州)」・「手話の歴史(石川)」・「手話を学ぶ人のための言語学への招待」・「ある人生(卓球とコミュニケーション)」、寄稿「日本に避難されたウクライナろう者へのインタビュー」・「『難聴児の早期発見・早期療育推進のための基本方針』を読み解く」、書評『しゃべるヒト ことばの不思議を科学する』など、盛りだくさんの内容でお届けします。
![](https://kanagawa-a-deaf.org/wp-content/uploads/2024/05/communication_n12.jpg)
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~情報・コミュニケーションは生きる権利~
国内法の整備と障害者権利条約の批准を求めて
「聞こえない、聞こえにくい」とはどういう障害か、情報・コミュニケーション保障が重要であり大切なこと、そして、私たちの要望を一人でも多くの皆さまに理解して頂こうと編集されています。
目次 第1部 聞こえない、聞こえにくい人たちとコミュニケーション
第2部 障害者権利条約とコミュニケーション
第3部 生きる権利を守る法の整備を
公益社団法人 神奈川県聴覚障害者協会80年のあゆみ
是非この機会にお買い求めいただき、運動を振り返ってみませんか?手話を学んでいる方や手話通訳者をめざしている方、手話講師をされている方などにもおススメの1冊です。
【主な内容】
・公益社団法人 神奈川県聴覚障害者協会の案内
・当協会シンボルマーク解説
・協会組織図
・歴代理事長
・イベントと各部活動
・公益社団法人 神奈川県聴覚障害者協会の事業紹介
・神奈川県聴覚障害者グループホーム準備委員会
・80年のあゆみ
・差別法規改正運動
・神奈川県手話通訳のはじまり
・神奈川県ろうあセンター設立要求運動記録
・神奈川県ろうあセンターのオープン
・ろうあセンターの社会福祉法人化へ運動
・社会福祉法人の今後は
・社会福祉法人 神奈川聴覚障害者総合福祉協会の紹介
・聴覚障害者福祉機器のあゆみ
道~ろうあ運動を支えた人びと~
季刊みみにおよそ10年間にわたって掲載された連載「道~ろうあ運動を支えて~」を1冊の本にまとめ発行しました。
ここには36人のろう者が、その伴侶や家族、地域の仲間と共に移った写真と文章で紹介されています。その人生は、戦後の日本のろう者の貴重な記録であり、多くの悩みや苦しみを乗り越えて来た方々の姿は、障害の有無を超えて多くの人に勇気と希望を与えます。
また、手話と仲間の存在がろう者にとってどれほど大切なものだったのかをわかっていただける一冊です。
DVD段また段を成して
全日本ろうあ連盟創立70周年記念ドキュメンタリー映画「段また段を成して」のDVD版です。
連盟は1947(昭和22)年に群馬県伊香保温泉で創立以来、先人たちは差別や偏見と闘い、運転免許獲得運動、手話通訳制度化運動、差別法令撤廃運動など、石段を一段ずつ登るように運動を重ね、ろう者の人権を獲得してきました。ドキュメンタリー映画はこれまでの運動の歴史を紹介するとともに、運動の基盤である「仲間・組織」の大切さを訴える内容になっています。
主な構成
聾唖の世界を一つに/手話はいのち/聞こえないことは悪いことなのか/
聞こえる仲間とともに/一人はみんなのために、みんなは一人のために
上映時間 45分
全編日本語字幕付
全日本ろうあ連盟70年史
全日本ろうあ連盟は戦後の混乱期に、全国の仲間が群馬県伊香保温泉に集まり、自分たちの手で新たな組織を立ち上げたのがその始まりです。それから今日に至るまでの70年間、仲間と共に築いてきたろうあ運動の歴史を振り返り、これからにつなげていく歴史書として編纂したのが、「全日本ろうあ連盟70年史」です。
本書はA4サイズ335ページの全編フルカラーとし、仲間の豊富な写真、貴重な証言、秘蔵の資料によって、視覚的にも楽しめるようになっています。
一人ひとりが輝ける未来へ(70年パンフ)
~ろう者の権利保障と手話の言語的認知を求めて70年~
初めての人にも読みやすく、わかりやすい内容となっています。ろうあ運動の70年の歴史の概要を学べるものになっています。豊富な写真や資料が数多く掲載されている『全日本ろうあ連盟70年史』と合わせてお読み頂くと、ろうあ運動をよりご理解いただけます。
マンガ「ろう者たち~権利を求めて~」
日本聴力障害新聞で、2016年4月から30回にわたって掲載された人気マンガ『ろう者たち~権利を求めて~』が単行本になりました!
かつて、ろう者たちは、手話による教育が受けられず、就職試験に合格しても採用されず、車の免許を取ることもできない。思うような生活ができず、孤立し、差別に直面した生活を過ごしていました。
京都で初めて開かれた全国ろうあ青年研究討論会で、全国の仲間と出会い、同じ苦しみを、手話で語り合うことで、参加者たちの心が一つになっていきます。
「これは差別だったのか!」
原作者の髙田英一氏(元全日本ろうあ連盟理事長)を筆頭に、ろう者たちが「人間として当たり前に生きる」権利を求めて立ち上がり、そして、闘い続けてきた軌跡を描きます。また、この取り組みや連帯は、現在の全日本ろうあ連盟の運動に引き継がれています。
A5判、132ページ