奈良県立ろう学校を見学してきました!
2018年11月30日
10月25日、上部団体の神奈川県聴覚障害者連盟教育部として、手話による教育が進んでいると言われている奈良県立ろう学校を見学してきました。
この見学は、ろう児の手話習得環境について深い関心を持って研究されており、昨年4月に行われた手話言語条例学習会でも講演をしていただいた、古石篤子慶應義塾大学名誉教授から奈良県立ろう学校の見学への同行のお誘いを受けたことにより実現したものです。
メンバーは神奈川県聴覚障害者連盟の河原教育部長と大山さん、神奈川手話通訳問題研究会の竹内さんと渡邉さん、そして古石先生の5人で、朝10時から午後3時半過ぎまで一日かけてゆっくり学校の教育活動を見て回るとともに、校長先生や多くの先生方のお話を伺いました。
その結果、校長先生を始め全ての先生方が、ろう児はもちろん、難聴児を含む聴覚障害児皆にとっての共通言語は手話はであるという考えに立ち、コミュニケーション力と学力を身につけることを目標に、子ども主体の教育を行っていることを知り、皆感銘を受けました。
この見学で学んだことを活かし、神奈川県のろう教育をより良いものにしていくために多くの方面の方達と力を合わせて活動を進めていきたいと思います。
詳しい報告を以下に掲載しましたので、興味のある方はご覧になってください。
「奈良県立ろう学校見学報告」(クリックすると見ることができます。)