全日ろう連からの情報(デフリンピック日本代表選手団新型コロナウイルス感染者への配慮のお願い)

2022年05月17日

最近、デフリンピックの日本代表選手団が出場辞退したことについて批判的な意見がSNSなどで拡散されています。
しかし、この出場辞退という決定は、現地にいる日本選手団が選手やスタッフの命と安全を最優先に考えて行ったものであり、私たちはこれを尊重すべきです。
この判断に問題がなかったかどうかについては、今後、全日本ろうあ連盟、各競技団体などで検証が行われ、次のデフリンピックなどの国際競技大会への派遣の際の対応手順に活かされるはずです。
私たちに求められていることは、帰ってくる選手、スタッフたちを温かく迎え、健闘を讃えることではないかと考えます。
もし、LINEなどのSNSで批判的な内容のメッセージなどが届いた場合は安易に拡散したり転送したりしないようお願いします。

以下は全日本ろうあ連盟からのお願いです。
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  • 第24 回夏季デフリンピック競技大会日本代表選手団新型コロナウイルス感染者への配慮のお願い について

 

時下、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
日頃よりデフスポーツへのご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。

さて、ブラジルで開催された第24回夏季デフリンピック競技大会において日本選手団149名のうち、新型コロナウイルス感染症の陽性者が5月10日(火)時点で計11名となりました。

この事態を受け、日本選手団に帯同するメディカルチームと分析と審議を重ねた結果、
感染源は各競技会場にある可能性が高いと考え、選手やスタッフの命と安全を最優先に考え、断腸の思いではありますが、5月11日(水)以降の全競技での試合を全て出場辞退することを決断いたしました。

5月14日(土)時点(ブラジル時間)で、陽性と判断された者が23名に膨らみました。
最新の情報につきましては、日本選手団公式HP をご参照くださりますようお願いいたします。

デフリンピック出場やメダル獲得の夢みた選手の中には、出場辞退により試合をすることなく帰国する選手もおられます。

選手の皆さんは地域の期待を背負って日本代表としてブラジルに旅立ったのですが、感染者の拡大を理由に競技参加が中断されたことによって心に傷を負い、帰国の途につかれます。

選手の皆さんの胸中を思うと本当に胸が痛みます。
応援くださった加盟団体の皆さまの温かいご配慮をあらためてお願いいたします。

また、報道関係者には感染した方やその関係者、競技団体への取材は自粛いただき、
この出場辞退における誹謗、中傷や差別を招くことのないよう報道・放送をあらためてお願いしております。

全日本ろうあ連盟は、国や医療機関等と十分に連携しながら、感染した方の快復に全力で取り組んでまいります。

引き続き、皆さまのご理解とご協力を頂きますよう心よりお願いを申しあげます。

一般財団法人全日本ろうあ連盟
常任理事・事務局長 久松 三二
(デフリンピック担当:瀬川・加茂下・野添)
問い合わせ先: jfd-sc@jfd.or.jp
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