全日ろう連からの情報(署名の集計結果と5月29日大法廷弁論の案内について)

2024年05月07日

全日本ろうあ連盟から「署名の集計結果と5月29日大法廷弁論の案内について」のお知らせが送られてきました。
署名活動へのご協力に対し、お礼申し上げます。
併せて、5月29日の最高裁大法廷弁論の傍聴への参加をお願いします。
詳しくはチラシを参照願います。

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優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会 ( 略称・優生連 )の署名活動について、最高裁判所に正しい判断を求めるために、優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会(優生連)主催で、全国100万筆署名活動を進めていました。

4月26日に、署名をとりまとめて最高裁判所に提出しました。
総署名数は、32万3,104筆となりました。
連盟からは13,902筆、支援団体のある加盟団体も含めると122,686筆になります。
多くの力強い支援を承り、深くお礼を申し上げます。

3月21日に、最高裁判所における情報保障について要望書を提出しています。
4月26日には回答を頂けませんでしたが、引き続き司法の場での情報アクセシビリティの確立に向けて働きかけていきます。大法廷での手話通訳等の前例もなく、手探りの状況ですが、しっかりときこえない人にも情報が伝わるようにしたく、どうぞよろしくお願いします。

最高裁判所大法廷は、当事者の主張を聞く弁論をことし5月に開くことを決めました。旧優生保護法が憲法に違反していたかどうかや賠償を求める権利があるかが焦点になっていて、夏にも統一判断が示される見通しです。

大法廷は憲法問題について新しく判断する事件や、以前最高裁が出した判例を変更する必要のある事件、最終的に違憲判決をする必要のある事件などの裁判が行われ、国民の注目も高いといえます。傍聴者の希望が多い場合は傍聴券の抽選があります。残念ながら外れた人のための控室も用意し、弁論終了後ただちに報集会を開催する予定です。

添付のチラシ等で、歴史的な局面に共に立ち会いたく、多くの方に呼びかけをお願いします。

一般財団法人全日本ろうあ連盟 優生保護法対策チーム
副理事長 大竹 浩司(担当:兵藤)
〒162-0801 東京都新宿区山吹町130 SKビル8階
電話03-3268-8847/FAX03-3267-3445 E-mail:info@jfd.or.jp
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